鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

日本へのチャーター機 ~南アフリカ~

4月22日もしくは23日に南アフリカ~日本へのチャーター機が運航される事になりました。3月27日から続くロックダウンのため、南アフリカから出国する手段がなくなり、この状態が4月30日まで継続します。この間に出国希望される日本人には願ったりのチャーター機と思います。このアレンジには日本人商工会、日本人会、そして日本大使館と日系の旅行会社がチャーター機の為に奔走したと伺いました。心強いサポートです。
                                                    (Source; Airbus)

(チャーター機は南アフリカ航空のA340-600もしくはA340-300 を予定)


現在南アフリカには約1500名の日本人が滞在しています。
永住者の方、駐在員として赴任されている方、そしてその家族などが主な滞在者です。
ロックダウン期間中コマーシャル便がないため、出国する術がなく困っている方には待望のチャーターだと思います。そして、南アフリカを旅行中にロックダウンに入り日本へ帰れなくなった日本人もいらっしゃると聞いています。南アフリカに生活インフラのない旅行者には辛い滞在延期になっていると思います。これでやっと日本へ帰ることが出来ると思います。


日本人会、商工会、そして大使館の案内を見る限り、これはチャーター機であり、退避便とはなっていません。南アフリカのコロナ対策はラマポーザー大統領のリーダーシップの下、ロックダウンの強権を発行し、無用な外出者には罰則を与えるなどコロナ対策で厳しく対応しています。重い十字架を背負った状況だとも表現しています。この徹底がうまく作用していて、現在コロナの拡大を抑えており、ロックダウン時(3月27日)の 1,170名の感染者数が15日後の4月12日は2,028名と1.73倍と緩やかな増加カーブになっています(テスト数;80,085名)。
ロックダウン下で生活している限り、不便はあるものの感染リスクはコントロールできているのが現在の南アフリカです。
                          (Source; Flatten the curve)


チャーター機はロックダウン期間中に出国する手段を失った方にとって、色んな理由があると思いますが、日本へ帰れる現在の唯一のオプションという意味合いが強いとみています。
あらためて、チャーター機アレンジのために奔走していただいた皆様には感謝したいと思います。
私 ケーシーは、ヨハネスブルグに残りコロナ対策を引き続き実行していきます。


頑張れ南アフリカ! 日本!