鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

コロナ対策 さて病床数は? ~南アフリカ~

コロナ対策として南アフリカの病床数について調べてみた。
日本大使館情報およびメディア情報をもとに推測したものです。


南アフリカベッド数;119,416台
 70%:公立病院ベッド数;83,591台(推定値)
 30%:私立病院ベッド数;35,825台(推定値)


南アフリカ医療保険加入率;16%
医療保険加入者16%の方が私立病院、未加入の84%が公立病院の対象と推測し、5670万人の南アフリカの10万人あたりのベッド数は次の通り推定できる。
 保険加入者:35,825台÷(5670万人x16%÷10万人当たり)=395台/10万人
 保険未加入者:83,591台÷(5670万人x84%÷10万人当たり)=176台/ 10万人
 (南ア全体単純平均;119,416台÷5670万人÷10万人当たり)=210台/10万人)
(日本は10万人当たり約1300台で、これは世界的にみてもかなり多いベッド数の模様。ドイツ:約830台、英国:280台、アメリカ:290台、スウェーデン:260台)
南アフリカの保険加入者にとってのベッド数は先進国並みと思われる。
                                                                                                         

                               (Photo Source; BBC)
では、ICU数はどうだろうか?


南アフリカ ICU数;4,909台
 25%公立病院として推定;公立ICU数;1,227ベッド(推定値)
 75%私立病院として推定;私立ICU数;3,682ベッド(推定値)
同様に、16%の保険加入者が私立病院の対象として10万人あたりのICU数を推測;
 保険加入者:3682ベッド÷(5670万人x16%÷10万人当たり)=40.5ベッド
 保険未加入者:1227ベッド÷(5670万人x84%÷10万人当たり)=2.6ベッド
(単純平均;4909台÷5670万人÷10万人当たり)=8.7ベッド)
(日本は10万人当たりのICU数;7.3ベッド)
ICUに関しては、特に南アフリカの私立病院は充実していると考えられる。逆に保険加入者と非加入者の差異が大きいともいえる。


いずれにしても医療崩壊を避けるべく、コロナの感染拡大予防に個々人が取り組まなくてはいけない。


(南アフリカ最大の私立病院グループ:Mediclinic ヨハネスブルグでもよくみかける)