世界遺産「富岡製糸場」~完璧な保存状態~ 日本の近代化を支えた立役者!
軽井沢に入る前に、世界遺産「富岡製糸場」に立ち寄ってきました。
10年前に世界遺産に登録されてから、長く訪問したいなぁと思っていましたが、やっと念願が叶いました(⌒∇⌒)
明治初期、生糸の生産を推し進め、輸出することで外貨を稼ぎ、富国強兵の財源にするという構想を抱いた経済の天才~渋沢栄一氏の思いが詰まった製糸工場です。
150年前当時の建物がものの見事に原形を留めて現代に引き継がれています!
当時は蚕の病気が世界で蔓延しほぼ壊滅状態になっていましたが、鎖国が幸いし、日本の蚕には被害が及ばなかったため、富岡製糸場で作られた生糸は高値で取引されました。そして、生産規模も世界でNo.1 だったため、莫大な外貨を稼ぐことができたようです。
まさに明治の富国強兵政策を支えた工場で、富岡製糸場なくして日本の近代化を推し進めることは不可能と思えるくいらい強いインパクトを残した世界遺産でした。
まさに、日本の近代化を支えた立役者です!
その製糸工場の建物が明治、大正、昭和、平成、そして令和という時を経て原形を留めた状態で見事に保存されていいます。奇跡的な事かもしれません。
世界遺産「富岡製糸場」のゲート
富岡製糸場全体は世界遺産に登録されていますが、
3つの建物が国宝に指定されています。
国宝① 東置繭所 (原料の繭を保管していた倉庫)
入場ゲート正面にあります。フランス式のレンガ様式と日本の木造建築が合体した建物。
明治5年当時の建物がオリジナルのまま残っています。
【明治5年の年号が刻み込まれた印が当時のまま残っています。】
説明付きガイドツアー(40分)に参加。
ご年配のガイドさんでしたが、元気な方で、説明も大変上手!
「はいよく見てください、この建物の材料は100%レンガじゃありませんよ。柱は木造で構成されています。このようにレンガと木造の柱が組み合わさった建築物は「木骨レンガ造り」といって富岡のオリジナルです。これが理由で国宝に指定されました。。。。」うんうん、わかりやすい説明です!
富岡製糸場を心から愛するガイドさんでした♪
国宝② 繰糸所
操糸工場の外観。電気が通ってない明治時代~窓ガラスを大きくとり採光性を重視した繰糸工場。
奥行140mの製糸工場が当時のまま保管されています!
桑の木畑も富岡製糸場の敷地内に残っています!
国宝③ 西置繭所
こちらも繭の保管庫でした。 建物内部の1階は展示スペースとなっています。
見学後、お腹がすいたので、富岡市街をプラプラ散歩しレストランを探索~
県立世界遺産センター内のカフェ(元富岡倉庫)へ
レトロな外観のカフェ
カフェ内部はオシャレなデザイン
そば粉を使ったガレットを注文
【妻が注文した サーモン・ガレット】
【私が注文した生ハム・ガレット】
富岡市街には古い建物が点在しています。
旧韮塚製糸場に、世界遺産・富岡製糸場の入場券売り場があります(入門ゲートの50メートルほど手前)。
日本の素晴らしさを再発掘した一日でした♪
















このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。