南アフリカの電力供給は国営電力会社のESKOM（エスコム）が発電～送電とほど独占で運営しているが、設備の老朽化に加えメンテナンスの予算不足から満足に発電ができず、計画停電が頻繁に起こる。

皮肉にも3月27日～のロックダウンで、経済活動が低下し電力需要がピークに程遠く家庭用の電源は十分に確保できており、ロックダウン最中は計画停電は回避してきた。

しかし、ロックダウン緩和に伴い、経済回復～工場の稼働率向上に電力需要の増加～そして南アフリカは現在冬で季節的に電力需要が高まる、、、等の要因でとうとう金曜日から計画停電に突入。2－3日に一度４時間くらいの停電を余儀なくされている。

南アフリカは他の生活インフラはしっかりしているので、電力インフラさえしっかりすれば生活の満足度は大きく向上するんだが。。。

（Sourcd; News24)

南アフリカの生活インフラを評価すると。。。

電力：上述通り少し脆弱
水道：上水道は清潔。タップウォーター（水道水）は普通に飲める。
ガス：自宅では都市ガスが通じており、全く問題ない。
道路：道幅が広く、高速道路網もしっかりしており日本より運転しやすい。
　　　渋滞も少ない。
鉄道：基本車社会なのであまり発展してないが、物流などの鉄道網はしっかりしている。
　　　（ヨハネスブルグのサントン地区～空港までは高速鉄道があり便利）

生活インフラでは電力だけが喫緊の課題。他は立派。

(どうやら日曜日も計画停電が継続するみたい　～eNCAより～）