海辺に佇む「伊藤博文」の旧別邸 @横浜金沢区
横浜市金沢区の野島公園内に日本の初代総理大臣を務めた「伊藤博文(ひろぶみ)」の
旧別邸があります。
明治31年(1898年)に建てられた藁葺の別荘。老朽化が進んでいましたが、横浜市が
解体&復旧を請け負い2009年に創建時とほぼ同じ姿で竣工となりました。
伊藤博文といえば、昭和時代の1,000円札に描かれていた肖像画で有名。
薩摩と共に明治維新に導いた長州藩の出身ですが、吉田松陰、高杉晋作、そして
桂小五郎という明治維新に大きな影響を及ぼした長州出身の大物志士の意思を継いで
維新後に出世したイメージです。
伊藤博文の別邸は海岸の景色とうまく調和さていて、旧別邸からの眺めもなかなか。
夏の暑い時期ですが、気持ちのよい海風が抜け爽やかに感じました。
明治時代(おそらく令和の夏のように暑くない)の夏は絶好の避暑地だったと思います。
旧伊藤博文別邸の外観
海岸の前に建ち、日本庭園とうまくマッチしています(⌒∇⌒)
風が抜ける典型的な日本式建築
昔を思い起こす事ができる日本式の廊下
旧別邸内からの眺め~伊藤博文もこのような景色を楽しんでいたのでしょう~
受付でクイズに挑戦してはとお誘いがあり、チャレンジ。
矢印の写真の人物は誰か?というクイズ。
井上薫はすぐに判りましたがもう一人はわからず、消去法で答えたところ正解。
(井上勝という方)
景品として博文バッジを頂きました(⌒∇⌒)
別邸内には伊藤博文の年表があり、最期はハルピンで暗殺にあった事があっさりと
書かれていました。
具体的な記載がなく、簡単な表現になっているところに何か政治的というか外交的な配慮があるのだなぁと思いました。
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