硝子体手術(眼の手術)その後 ~眼が見えるのは有難い~
硝子体の膜を除去する手術を受け、術後は1時間ほど院内で休憩。
その日は眼帯を付けて過ごすようにとアドバイスされ、休憩後保護メガネを着用し帰宅。
いわゆる日帰り手術で済みました(⌒∇⌒)
以前は硝子体という眼の内部の手術を行うには入院が必要だったようですが、最近は手術の機材のレベルが格段に上がり、手術の手法も改善したことで、日帰りで手術を受ける事が可能となりました。
【イメージ写真】
かかりつけの近所の眼科では手術はやっておらず、その先生に手術ができる眼科クリニックへの紹介状を書いてもらいました。
こちらの紹介された眼科は週に2~3日は午後の時間帯に手術を行っています。院長先生は白内障の手術は年間1,000件以上、硝子体の手術も100件ほど執刀されています。
術前に看護師さんに、手術の日は何件くらい執刀しているの?ときいたところ、白内障は10~20件、硝子体は2~4件とのことでした。
硝子体手術は何かあった時の予備時間も必要なので、ゆとりをもった時間配分を取っているのでしょう。
手術は無事終了。皺のできた硝子体の膜だけを綺麗に除去することができました(⌒∇⌒)
さて、手術から1週間~2週間は生活に多くの規制が生じます。
・外出時は保護メガネの着用が必要(1週間程度)
・1週間洗顔禁止。シャンプーも厳禁 (この2つの禁止事項はかなり辛い)
(お風呂はOKです) 女性は1週間化粧もNGです。
・重たいものは2週間もってはいけません。
・野球、ゴルフ、スキーなどのスポーツは1か月禁止
・温泉とサウナも1か月禁止
となっています。
1週間は眼に異物が入らないように、2週間は眼圧が極度にかからないように、という事が必要なのでしょう。
そして、術後2週間は3種類の目薬を1日4回ずつさす必要があります。
お酒は1週間で解禁です(⌒∇⌒)
【イメージ写真】
さて、硝子体の手術を受け、翌日先生に眼帯を外してもらい、光を感じた時はほっとしました。
しかし、眼の内部の手術なので、術後の経過は注意深く見る必要があるということで、術後の1週間に4度通院。そして、1週間後にも経過をみていただき、ある程度安定に向かっていることが確認できました。ほっとしました。
(洗髪と洗顔も解禁に(⌒∇⌒))
そして、最初にお世話になった近所の眼科の先生への報告書を書いてもらい、「1週間後に〇×先生を訪問してこの報告書を渡し、経過状況を〇×先生にもみてもらってください」とのことでした。
患者(今回は私)をきっちりと紹介元に戻すという姿勢は紳士的で、信頼ある行動だなぁとこれには関心しました!
白内障の手術はレンズを交換するため、視力が劇的に回復しますが、硝子体の手術は皺ができた膜を切除&除去しただけなので、白内障のように視力が向上するという事はありません。
術後10日間が経過し、さほど違和感はなくなりましたが、見え方が安定化するまでは数か月~半年はかかるので、眼のケアを行いながら気長に眼と付き合っていく必要があります。
若い時は身体を酷使していましたが、還暦ともなると、壊れる前にメンテを行う事を心に刻みながら歳を重ねて行こうかなと思います。
過去大きな手術経験のない私ですが、今回の手術で医療は想像以上に進歩してるんだなぁと実感。今後は無理せず医療の助けも得ながら体と付き合っていこうとおもいます。
もう若こうごぜいまへんを自身の合言葉にして(笑)



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