「国宝・運慶仏像作品」伊豆にひっそり安置されています @願成就院 余談:お米の値上がり分は何処に消えたんだろう?
伊豆半島北部の伊豆の国市に「願成就院(がんじょうじゅいん)」という小さなお寺があります。そこに、運慶の5体の仏像作品が安置されています。5体全てが国宝で至近距離で見学できます。
世界遺産の韮山反射炉時、案内してもらったガイドさんから運慶の作品が近くにあるというお話をききました。
これはもういくしかない!と訪問。ガイドさんとの一期一会に感謝(⌒∇⌒)
運慶が伊豆方面を訪問したことは、NHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」でも取り上げられていました。たしか、相島一之さんが運慶役を演じていました。
運慶と交流のあった北条時政(北条政子のお父さん)は伊豆の権力者で、運慶を呼んで作ってもらった阿弥陀如来坐像の仏像など5体の木像彫刻品が800年の時を経て、現世に引き継がれています。不思議な魅力を感じます。
お寺の監視員兼説明の方に伺うと、現存する運慶の作品は30点余りで、その多くは運慶が監修しそのお弟子さんが作り上げた作品のようです。いわゆる合作品。しかし、願成就院の彫刻品は運慶初期の作品で、おそらく運慶自信が彫り込んだ希少な木像であろう、という事でした。
願成就院の小さな山門
(展示品の撮影は禁止されています。木像画像の出典元は願成就院のHPです)
運慶作品:阿弥陀如来坐像 (国宝)
(願成就院HPより)
中央:不動明王像(国宝)
右:矜羯羅童子(こんがらどうじ)(国宝)
左:制吒迦童子(せいたかどうじ)(国宝)
(願成就院HPより)
毘沙門天像(国宝)
(願成就院HPより)
この小さな寺院に運慶の5体の仏像が安置されています。
余談:お米の値上がり分はどこに消えたのだろう?
伊豆を旅行中、いくつかの「道の駅」を訪問。
道の駅には地元のお米が数種類販売されていましたが、全てが5㎏あたり4,000円越えでした。地産地消分として安く売ってないかな?と期待しましたが愚かな望みでした(笑)
1年以上前は5㎏で2,000円前後だったと思います。それが今は4,000円、約2倍です。
生産量が半分になっていれば理解できますが、今出回っている2024年米は2023年米よりも豊作ときいています。豊作で価格が2倍となるのは謎めいています。
昨今の物価高は理解できます。人件費、燃料費、肥料代など。政府は物価上昇率が3%といっていますが、仮にお米にかかわるコストが全てで10%値上がったとすると、2,000円が2,200円になる程度。それが4,000円となると、残り1,800円は一体どこに消えたのだろう?
生産者?農協?流通業者?不思議です。
さて、伊豆の道の駅で売られている4,000円(5㎏)のお米。地産地消の道の駅で販売している農産物は、生産者~流通~店舗まではさほど複雑ではないと思います。2,000円の値上がり分は一体どこに消えていったのだろう?
(もしかしたら3,000円くらいで販売可能かもしれませんが、もし3,000円で販売すると、私のような県外からの客が殺到するので、世間相場で販売しているだけかもしれません)
お米は日本人の主食~手軽に頂ける日が戻ってきて欲しいと思います。






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