大使館より、EFFという政治団体が、南アフリカ最大手の「Clicks」というドラッグストア・チェーンで大規模な抗議活動を行うので、注意勧告する通知があった。

抗議の理由の記載はなかったが、ニュースでチェックすると、どうやら「Clicks」が宣伝広告を、黒人の髪の毛は乾燥していて傷んでいる一方、白人の髪の毛はそうではない、という前提に立った内容で制作していた模様。それに対し、黒人を中心とした左寄りの政治団体のEFFが猛烈に抗議。すでに、多くのClicks店舗の前で抗議活動をとっている。

Clicksは私もよく利用するドラッグストアで、大きなモールには必ずと言っていいほど店舗展開している。店内は清潔で、陳列センスもよく、店員のサービスも良く安心して買い物ができる。
しかし、抗議行動が収まるまでは様子見したほうが良さそう。

最近アメリカで、白人警官と黒人間で社会問題となり、デモが暴動に発展し、暴動を抑制することで新たに警官と黒人間で問題が大きくなっている。そういうメンタルの余波を南アフリカも受けて、差別的は発言が大きな抗議活動を呼び込んでいると思う。
大使館は暴徒化する可能性も示唆しており、南アフリカ政府も暴力化になることを懸念している。
（大使館からの通知の一部抜粋）