3億リットルのワインが余剰に ~南アフリカ~
南アフリカはロックダウン中に禁酒令を施行したため、今年は約3億リットルという膨大は量のワインが売れ残っている、というニュースがあった。
(Source;Drink Business in South Africa)
南アフリカのネドバンクの調査によると今年はワインの国内販売は21%減、輸出は堅調だが伸びていない(ヨーロッパではここ数年はブドウが豊作でワイン生産が順調であった)ため、供給過剰によりワインの価格を下げざるを得ない状況に陥っているらしい。
ワインの価格低下が長引くと、多くのブドウの木、特に貴重な古木で生産されるブドウの採算が取れなくなり、放棄されるか、別の作物を作るために切り取られる可能性が高くなると警鐘を鳴らしている。
(イメージ写真)
安くて美味しい南アフリカのワインはうれしいが、高品質の南アフリカの生産は維持するために適正価格での流通が望ましいかな。
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