鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

試合を棄権しても話題の中心は大坂選手(ローランギャロス) ~南アフリカ~

南アフリカのニュースのスポーツ欄をみていると、ローランギャロス(全仏オープン)を棄権した後も大坂選手の話題はトップ記事に掲載されることがよくあります。


(Source;eNCA)

(「大坂選手がローランギャロスを去ったあとも、シード1位のバーティ選手が頑張っている」という内容。。。大坂選手が去ったあとも大坂選手の名前が登場するあたり、大坂選手という存在は大きなインパクトと余韻を残しています)


記事を読んでいくと、、、オーストラリアのスポーツ心理学者が「現在の4大大会の仕組みには、覗き見という質の悪い嗜好がある。スポットライトを浴びたアスリートが崩れ落ち、泣き崩れる姿を見たい人もいるだろう。」と大坂選手の立場を心理学の観点から代弁するレポートも記載されていました。


4大大会優勝経験者のクビトバ選手は、「大坂は若くて内向的で心配性な選手。スポーツスターは超人ではなく、他の人と同じように疑問や精神的な問題を抱えていることを、理解しておくべきです。」というコメントも載っていました。


これだけ大きな大会となると、主催者側の意向も強くなるのも事実だろう。
選手と主催者との葛藤はこれからも続きそう。。。


テニスは、個人スポーツとしては世界で一番メジャーなスポーツかもしれない。
団体競技でないテニスで、世界のテッペンに君臨するという大偉業をなしとげた大坂選手は、間違いなく世界で最も注目されているアスリートの1人。その分、我々の想像を絶するプレッシャーもあるのでしょう。暖かく見守りたいと思います。