旧ダイヤモンド採掘現場 欲望?のビッグ・ホール @キンバリー(その①) ~南アフリカ~
かつてダイヤモンド採掘で賑わったキンバリーという都市を訪問しました。
(ヨハネスブルグ~約450Km)
【キンバリー名所のビッグホール(大きな採掘穴の向こう側に都市が広がっています)】
かつて19世紀後半、世界のダイヤモンドの95%を南アフリカが産出していました。
その中心がキンバリーのダイヤモンド鉱山で、デビアス社が保有していました。
同社はキンバリーの大成功を糧に世界最大のダイヤモンドの会社として成長。
キンバリーの都市のど真ん中に、その採掘跡があります。
周囲1.6Kmを人の手で400mの深さまで掘り続けたようです。
排出した土の量は2000トン以上、そして、ここで採れたダイヤはなんと2.7トンにも及んだらしいです。とてつもないダイヤの量です。
この採掘場所は保存されていて、見晴らし台が設置されています。
穴の底には水がたまり、皮肉にもまるで宝石のような美しい風景が広がっています。
キンバリー・ビッグ・ホールと呼ばれていますが、私の感想は、欲望のビッグホールかな?
ダイヤモンドの欲望にかられた結果、このような大きな穴を人出で掘ることが出来たのだと思います。欲望から発せられる力は恐るべし、笑。
【ビッグホールの展望台】
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