鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

ワクチンは民間医療保険加入者のほうがたくさん接種している模様 ~南アフリカ~

南アフリカのワクチン累積接種数は580万回となりました。これは人口5,700万人の約10%を超えたところです。最近の接種数は一日あたり20万回を超えています。
比率はファイザーが80%くらい、J&Jが20%くらい。J&Jは一回ですむため、医療従事者や教職員、そしてファイザーほど低温管理が必要なく取り扱いが安易なため、過疎地で接種されています。


一般では60歳以上から接種が始まり、50歳代も接種をやっと開始、そして7月15日から35歳~49歳も登録を開始し政府は8月1日から接種開始としています。


接種登録は保険の加入・未加入そして国籍も関係なく、南アフリカに住んでいる人は平等で行えます。保健省のサイトから簡単に登録できます。接種案内も保健省から連絡があります。一方、民間医療保険の加入者は、接種登録後に民間保険会社を経由して接種の予約が簡単にできます。


【Source;eNCA】

報道によると、医療保険加入者は18%がすでに接種していて、未加入者は6%にとどまっているという現状。これは、49歳以下の未接種層の人も加えて接種比率だが、保険加入者のほうが未加入者よりも接種率が3倍高いというのは事実でしょう。


南アフリカは日本のように全員が医療保険に加入していません。民皆保険制度」ではなく、民間医療保険がそれをカバーしていますが、加入率は20%に満たない状況です。
ここでも格差が顕著となっています。