鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

生活排水を調べて、コロナ感染の増減を予測している ~南アフリカ~

南アフリカ医学研究評議会(SAMRC)によると、生活排水のサンプル中にCOVID-19のRNA断片の濃度の「変動」が少し増加している、という事を指摘している記事がありました。


【Source;Business-Tech】



南アフリカ医学研究評議会は、Covid-19の早期警告システム構築の一つとして廃水調査・監視プログラムを運営しているとの事です。


このプログラムは、研究所や自治体のパートナーとともに、全国70以上の廃水処理施設から毎週廃水のサンプルを採取し、Covid-19の原因となる非感染性RNA断片を検査しています。


RNA断片濃度が高くなるとコロナ感染の増加の予兆、低くなると低下の予兆となります。


この調査では、この2カ月間低い値を示していましたが、排水中のRNA断片の濃度が、少し上昇しているとのことです。


とはいえ、この観測結果は、現段階では第4の波の始まりを意味するものではないと述べています。


生活排水をサンプリングして、コロナ感染の増減の予兆ができるとは、新たな驚きでした。