「オミクロン」よ何処へ行く? オミクロンは人と一緒に旅をする ~南アフリカ~
南アフリカは意外と医療分野が発展していて、もちろんゲノム解析も先進的で、世界に先駆けて新変異のオミクロン株を発見し、それを特定し、世界に素早く公表しました。
しかし、これが仇となり、多くのメディアでは南アフリカ産のような雰囲気で報道されていますが、この変異種がどこで生まれたかはまだ不明。
さて、このオミクロン株、すでに多くの世界で拡散しています。
1年ほど前に、厳しいロックダウンを施行してた南アフリカで、ラマポーザ大統領が「コロナは1人じゃなにも出来ない。人と一緒に旅行する」という事を言ってました。
言いえて妙で、確かに感染源は人間なので、人が移動しなければ、コロナも移動できない事になる。
オミクロンも人と一緒に移動します。
アフリカ諸国、欧州、イスラエル、香港と、短期間でオミクロンは既に世界半周を旅行しています。
従い、人と会わないのが最善だが、文化的な生活を送るためには全く人と会わないという事は不可能でしょう⁉ ある程度はオンラインで会議や面談、最近ではオンライン飲み会も出来るが。。。
さて、先週末レストランを覗いてみると大賑わい、向かいのマンションのテラスでは大人数でバーベキュー。オミクロンにとっては嬉しい限りです。人から人へと自由自在に旅ができます。
【オミクロンが叫ばれていても、週末はテラスで食事会をする人々】
リスク管理能力が低いのか、それともメディアがオミクロン・オミクロンと騒ぎすぎなのか? 何れも恐ろしい‼
一方、英国では南アフリカからの旅行者を断ち切りました。
ひっそりしている、ロンドン・ヒュースロー航空の南ア便到着ターミナルがネット記事に出ています。
【Source;eNCA】
英国はいの一番に南アからの渡航禁止を打ち出しましたが、近々フライトを再開させるというニュースもあります。。。さてどうなるのか?
日曜日、ラマポーザ大統領がオミクロンと闘うために、ワクチンの徹底と、予防の徹底を呼び掛けていましたが、このままだと国民の予防意識が低くなり、感染が爆発的に広がりかねない。油断すると感染拡大とロックダウンの規制レベルも強化されるぞ~。
オミクロンは人間と一緒に旅をしています!
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