割高だけど、ケージフリーの卵がこれから主流になっていくのか? ~南アフリカ~
先日NHKのクローズアップ現代で、鶏をある程度自由に飼育する鶏卵すなわち「ケージフリー卵」を取り上げていました。
卵は物価の優等生という代名詞もある通り、日本では10年以上価格はさほど上がらずに推移してきたと思います。
南アフリカは総じて日本より食材は安いと思いますが、卵は6個入りで150円~200円くらいするので、日本より少し割高だなぁと思っていたら、その要因は「Free-Range卵」(いわゆるケージフリーの卵)だったからでした。
【スーパーの卵売場 @PnP】
日本では、工場のような建物内で鶏を密に飼育しコスト重視の鶏卵産業となっています。
もちろん鶏が羽ばたけるようなスペースは一切ないギュウギュウ詰めです。
しかし、最近は持続的な開発目標のSGDsの活動を通じて、「鶏も鶏らしく生活させて、そして卵を授かるべし」という風潮が世界で主流になりつつあるようです。
すると、少なくとも羽をばたつかせるくらいのスペースを与え、鶏を自由にさせながら、卵を生産する事が必要となってきます。
(イメージ画像)
欧米では、ケージフリー卵が主流になりつつあると聞いています。
日本でも、有名料理店や旅館では、ケージフリー卵をうたっているところもあるようです。
しかし、ケージフリー卵を生産するには、鶏卵のために広いスペースが必要となるため、コストが上がる事は必至と思います。とはいえ、鶏という生き物から授かる卵を頂くためには、鶏にも鶏らしい生活をしてもらうという事も理解する必要はあるかな。。。。
こちらではケージフリー卵を食べています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。