オミクロン感染状況は落ち着いています ~南アフリカ~
オミクロンによる世界の感染状況をみると、
南アフリカ;12月にピークを過ぎた
欧米;今がピーク
日本;これから感染が広がるかもしれない
という状況になっているように思います。
南アフリカのオミクロンは12月がピークという見方が大半となっています。
12月には一日当たり2万人を超えていた新規感染数は、現在1万人を下回る数字となっています。
【Souirce;eNCA】
1月2日の新規感染者数は4,379人でした。
12月は、規制は全く強化されませんでした。
オミクロンはデルタよりも放置されていた感じです。
感染力が強いからといって、過剰な規制は皆無でした。
報道主体は感染者数の推移が中心ですが、肝心のコロナ患者による病床数の推移は次の通りとなっています。
【ヨハネスブルグやプレトリアのある大都市圏;ハウテン州の数字】
(ピーク) 病床 ICU
第一波 2,737 645
第二波 3,511 1,075
第三波 5,682 1,334
12月 1,543 239
病床数は、ピークの1/3、ICUについては 1/5 ということで、入院率は低く、重症化率はもっと低いという事が数字的にわかります。
日本は水際を強化していたため、感染スピードを遅らす事に成功しました。
海外の状況も把握でき、この1か月の間に充分対策は整ったと思います。
感染を抑えることは肝要ですが、感染力が強いだけに、過剰な対策は逆効果になるかもしれません。現実的な日本の舵取りを期待したいと思います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。