鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

ブルガリア記 ~ローズ・オイルの大産地~

ケーシーかまくら

【ブルガリア記 その2】


1996年頃、ブルガリアの機械工場の修復プロジェクトの契約を無事締結し、資金調達の銀行団も無事組成する事ができました。入社して丁度10年~アルジェリアのプロジェクトとブルガリアの新規プロジェクトに携わり、やっと商社マンらしくなってきたなと思えるようになった頃でした。



ブルガリアは人口1,000万人ほどの小さい国で、日本ではヨーグルトが有名ですが、世界的にはバラとくにローズオイルの大産地として有名です。世界の70%のローズ・オイルはブルガリア産と言われています。
精油や香水として使われることが多く、ローズの香りの源はブルガリアのバラといっても過言ではないでしょう。
(イメージ写真)


さて、ブルガリア国内の移動手段です。
大きな国ではありませんが、鉄道や道路インフラが発達してないため、短距離でも飛行機が便利。
当時は西側の機体は導入されておらず、旧ソ連製の機体がそのまま使われていました。短距離移動の場合は、旧ソ連製のアントノフというプロペラ機が頻繁につかわれていました。私も度々利用。 飛行中、プロペラ独特のブルブルブルという音を立てながら運航し、今でもその音は耳に残っています。高度3,000m~5,000mで飛行するいわゆる有視界飛行でした。ジェットエンジンと違い、プロペラ機なので何かあってもどこかに着陸してくれるだろうなぁという安心感はありました。
今となれば、アントノフはおそらく博物館くらいでしかお目にかかれないかも。。。
(イメージ写真)

ブルガリアはトルコに隣接しており、長く強大勢力を誇ったなオスマントルコ帝国に支配され、トルコの植民地下にありました。戦後はソ連主導のワルシャワ条約機構に入り共産主義国の一つでした。ソ連崩壊後もトルコとソ連の影響が色濃く残っている国でした。ブルガリアの主な信仰はブルガリア正教。カトリックでもプロテスタントでもないキリスト正教会の流れを汲んでいます。教会もてっぺんが丸みを帯びています
(イメージ写真 ~ソフィアにあるブルガリア正教の教会~)


もう30年近く前になりますが、街を歩いていてもさほどウキウキした感じになるような雰囲気ではありませんでした。トルコに支配され、ソ連の影響を色濃く受けていたことから、何かに依存するような国風になっていたのかもしれません。
当時若い人と話をしていると、多くの人が「英語を勉強し、他国で暮らしたい」と言っていました。ブルガリアに将来を感じる人が少なかったのでしょう。
若い人にそっぼを向かれる国ほどみじめなところはないのになぁと当時は思ったものです。
我が祖国もそのようにならないといいけど(笑)


ブルガリア料理(例) ムサカ
(イメージ写真)

ブルガリア滞在中一番美味しいと思った料理は「ムサカ」でした。
ブルガリア特有というよりギリシャなどのバルカン諸国~トルコ界隈の一般的な料理です。
ブルガリア風ラザニア?という感じかな。ジャガイモ、ナス、ひき肉を包み込んでオーブンで焼き上げる料理。濃厚で食べやすいテイストでした(⌒∇⌒)


次回は、「ブルガリアで会った謎多き紳士」とお題で、ブルガリア記最終編とします(⌒∇⌒)