棟方志功 ~板上に咲くMUNAKATA~
原田マハさん著作の「板上に咲くMUNAKATA」を読ました。
散歩コースの鎌倉山に「棟方版画美術館」がありますが、15年前の2010年に閉館となりました。立派な建物はそのまま残っていますが、所蔵品はおそらく故郷の青森の美術館に移管されたと思います。
鎌倉山に佇む旧棟方版画美術館は立派なレンガ作りで、今も鎌倉山の光景にうまくはまっています。閉館となったまま15年が経過しているのが大変もったいない建築物です。
(旧棟方版画美術館 ネットよりお借りしました)
棟方志功は一時期鎌倉山にも滞在していたことがあるようで、前から気になっていた伝説のの芸術家でした。
原田マハさんの「板上に咲くMUNAKATA」を読んで、棟方志功の半生が少しわかりました。
ヴァン・ゴッホから大きな影響を受け、日本が誇る版画にイノベーションを起こし、浮世絵以来再び日本の素晴らしい版画を世界に認めさせた功労者でもあります。
いつかヴァン・ゴッホを超えてやろうという強い意思を持ち、版画創作に打ち込んでいた様子が上手く描かれていますい。
多くの美術家や芸術家もそうですが、棟方志功の場合、脚光を浴びるまで相当の時間がかかり、またそれまでは本人以上に家族も苦労の連続であったこと、そして家族の支えや、ひょっとした出会いで作品が認められ、大きく羽ばたいていった様子を知り、努力が報われて良かったとつくづく思いました。
主人公は棟方志功の奥さんで、棟方千哉子さん(本ではチヤと呼ばれています)。
奥様の目からみた棟方志功が描かれていて、描写が大変新鮮でした。
東京の駒場にある日本民藝館に多くの棟方作品が展示されているようなので、今度伺ってみようと思います。
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