ちょっとしたスキル・ワーカーが居ない ~南アフリカ~
住んでるフラットの更新が近づきましたが、大変気に入っているので、気になったところのメンテナンスをやってもらう事を条件に更新する事にしました。
とはいっても、ささやかなメンテです。
・シャワールームの排水が弱くなっている
・備え付け冷蔵庫の開閉レバーを交換してほしい
・廊下の電気スイッチが効かなくなったので、点検してほしい
・(家具備え付けの部屋なので)ダイニングテーブルの椅子の背もたれが緩くなったのが
3脚あるので、なおしてほしい
という程度です。
しかし、このちょっとしたメンテナンスをやる手ごろなスキルワーカーが南アフリカには極端に少ないようで、ちゃっかりと更新は早くやってくれというものの、肝心のささかやかなメンテは、何時やるのかも連絡がない状況、、、苦笑。
南アフリカは失業率が32%と極端に高いにもかかわらず、職業訓練の機会が少なく、低レベルのワーカーはいるものの、中レベルのワーカーが極端に少ないという皮肉な現象が起きています。
高レベルのワーカーはそこそこいる、しかし、中レベルは極端に少ない、そして低レベルはわんさかいる、そして失業者も32%もいる、というのが社会構造となっています。
(話は逸れてしまいまうが、暴徒との因果関係もありそう)
(Source;Business-Tech)
その結果、貧富の差は益々広がり、ジニ係数は、世界最低レベルの0.62となります。
(ジニ係数は0~1で表し、0は貧富の差無し。日本は0.34、米国は0.39)
南アフリカは教育と職業訓練の機会をもっと増やさんといかんね。
ちょっとしたスキルワーカーが増えることで、もっともっと国は発展するのだから。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。