南アフリカは言わずと知れたスポーツ大国ですが、世界で認められている強いメジャー競技といえば、先のワールドカップで優勝したラグビー、そしてクリケットとゴルフくらいかな。

南アでもオリンピック報道はありますが、今まではあまりぱっとしていませんでした。しかし、金メダルを獲った事でやっと盛り上がってきそうです。

シェーンメーカ選手は女子平泳ぎの選手で、100メートルでも予選でオリンピックレコードを樹立し決勝に挑みましたが、決勝ではタイムが伸びず銀メダル。

そして、今回の200メートルは世界記録を打ち立てての堂々たる金メダルとなりました。

女子200ｍ平泳ぎは確かリオでは、金藤選手が金メダルをとり、バルセロナでは当時14歳の岩崎恭子さんが金メダルを獲るなど日本でも馴染みのある競泳種目です。

シェーンメーカ選手は「信じられない事が起きています」とコメントし、この上ない喜びを味わっています。

アスリートの頑張りと、それを応援したり感動を共有する人が世界にいることを考えると、コロナ禍で苦労しながら運営しているオリンピックの意義が伝わってきます。

【南アのネットニュースの一面の右下に各国のメダル数が表示されるようになりました】

アスリートの声を聞いていると、コロナ禍の中で競技が出来る感謝がひしひしと伝わってくるので、国別のメダル競争はさておいておいて、アスリートが健康で自分の力が100％出せるような環境が守られ、残りの競技を行って欲しいなぁと願っています。