ワクチンかロックダウンか? オミクロン対策で迫られる南アフリカ
南アフリカはアパルトヘイトという暗い時代を経験しており、その反省から今の憲法は国民の自由を尊重する事が原則となっています。
従い、ワクチンを打たない自由があります。
現在、ワクチン接種対象の18歳以上では約4割が接種済です。
約6割は接種していません。結果を見る限り、国としては劣等生といわざるを得ない。
南アでは2,578万人が接種済ですが、現在1,600万回分のワクチンが在庫としてあるようです(ファイザーとJ&J)。在庫が多いので、新規供給は待ってくと言っているようです。
打つ希望があれば、充分接種するだけの量は確保されています。
そして、そのあとの供給も問題なさそう。
【Source;eCNA】 (ワクチン接種徹底の呼びかけ)
オミクロン対策として、予防拡大を防ぐのは、①予防接種の徹底、②ロックダウンの規制強化、③マスク、手洗いなどの行動、が基本にあると思います。
今の南アフリカは、①予防接種の接種率が約4割と中途半端、②ロックダウンは一番緩いレベル1を継続中。これでは、徹底した対策になってない。
こうなると、少なくも、①予防接種か②ロックダウンを強化するしかない!
【Source;eNCA】 (ワクチン義務化を検討すべきか?)
ワクチンの義務化は難しいものの、ロックダウンの締め付けは南ア政府の一声で決まります(日本と違い強権的な制限が可能)。
個人的には、合理性を考えるとロックダウンは2番目、ワクチンを第一優先で進めて欲しい。
ワクチンを強制化していくか、ロックダウンで行動範囲を縮小するか、、、近々どちらかの選択が迫られるでしょう。。。。
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