鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

気になるウクライナ情勢 ~南アフリカは中立的な立場でカードになれるかも?~

冬季オリンピックが終了し、世界はがぜんウクライナ情勢に注視するようになると思います。


南アフリカでは、冬のオリンピックはあまり話題にならず、地政学的なリスクが少ないためか、ウクライナ情勢についてもさほど話題になっていない状況です。


そういう中でも、南アフリカはウクライナ情勢をどうみているのか?気になりニュースを検索し、南アフリカの立場を考察してみました。


最近「BRICS」という言葉はあまり聞かなくなりましたが、ブラジル、ロシア、インド、中国、そして南アフリカの5か国が対象となっています。よくsは小文字で複数形のsと勘違いされますが、じつはSはサウス・アフリカのSで、ブリックスの一員となっています。


南アはブリックスの一員という意識があるためか、BRICS諸国が繁栄する事については協調していきたい、という意向が以前からあります。
従い、南アはロシアとはパイプを持っていると思います。
とはいえ、民主国家なので、社会主義的な国家運営とは一線を画しています


【Source;Daily-Maverick】



欧州やアメリカで感じるような緊張感は南アフリカにはありませんげ、南アフリカは中立的な立場でロシアとNATOの双方に話が出来る立場でもあるので、今後双方の関係がこじれた時に、国際的には一つのカードとして考えてもいいのではないかと、思います。
南ア一国で荷が重ければ、インドやブラジルと協力して仲裁するとか。。。


平和の祭典が終わりましたが、ウクライナ情勢も平和的に進展することを祈りたいと思います。