南アフリカは「史上最悪のクリスマス」となりそう
南アフリカの多くのエコノミストは、今年のクリスマスは、最悪の失業率、多くの企業閉鎖、ここ数年で最悪の小売支出など多くのネガティブ要因が重なり、近年では史上最悪のクリスマスになるだろうと予測している。
(Source;iol.co.za)
南アフリカはコロナ禍の4月~6月の3か月間で約220万人の雇用が奪われ、まだ元に戻っていない。雇用と消費が戻るにはまだかなり時間がかかると思われる。
2か月後のクリスマスは、こうした劣化した経済状況の中で過ごすことになるだろう。
多くの企業が雇用を減らしている中、例年ならクリスマス・ボーナスを出している企業も、今年はあまり期待できない。消費にお金が回らないという経済の負のスパイラルがクリスマスを襲うことになる。
さらに、統計では現れない失業も増えていると考えられている。
(Source;eNCA)
ホワイトカラーが在宅勤務にシフトしている現在、屋台やオフィスビルの前で弁当を販売する仕事が激減している。
南アフリカではこのようなインフォーマルな仕事が全体の仕事の約20%を占めているとも言われている。コロナ禍で大きなダメージを受けているインフォーマルなセクターである。
頑張ろう南アフリカ!
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