鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

飲酒に関連する事件で入院患者が急増中 ~南アフリカ~

6月末時点で飲酒に関連する事件のため、34,000もの病床が使われているとの報道があった。ロックダウンの緩和措置にともない、6月1日からアルコールの販売が容認されて以降、飲酒に関わる事件は急増している。


COVID-19感染拡大に伴い病床の確保が必要な時期になんとも皮肉な傾向である。


(Source; news24)


南アフリカでは、飲酒に関わる外傷事件がもともと多く、少し古いが2015年にMBC医学誌に発表された論文では南アフリカにおけるアルコール起因の事件で死亡した人数は62,000人/年と分析している。
極めて大きな数字である。コロナ拡大中はアルコール起因の事件を制御するために、長くアルコールの販売を禁止してきたが、経済緩和措置に伴い、南アフリカ政府も一か月前(6月1日)から平日に限り販売を許可してきたが、飲酒関連事件は急増しているのが実状。
事件の多くはタウンシップ内で起こっていると思うが、節度あるアルコールの摂取を心がけたいものである。