南アフリカには、世界に生息する野生のサイの80％が生存しています。

南アには多くの動物保護区が設けられていて、密猟を防いでいるのがその要因ですが、悲しい事に今年の上半期（1月～6月）の半年間で、判明しているだけでも249頭のサイが密猟のために殺されました。これは昨年の同時期と比べ、83頭も多いようです。
うち132頭が四国と同じくらいの面積を有する世界最大級の動物保護区であるクルーガー国立公園内で密猟されたという報告があります。
官民が必死になり密猟を防いでいますが、残念ながら密猟者が後をたたないのが現状です。

【Source;eNCA】

密猟の目的はサイの角を獲る事で、記事には「アジアで伝統的に薬として珍重されている」というように報告されています。違法的な漢方薬として未だに使われいるのでしょう。
人間のエゴのために、このように動物が犠牲になる事は許される行為ではない。
密猟を撲滅させる良い方法はないものだろうか。。。