100m走 ジェイコブス選手、一夜にして世界のスターに ~南アフリカ~
100m走でイタリアのジェイコブス選手が1位で走り抜けた瞬間は世界に衝撃が走ったと思います。南アフリカのネットニュースのスポーツ欄のトップも、一夜にして世界のスターになったジェイコブス選手の話題で持ち切りです。
【Source;eNCA】
殆どのTVオーディエンスは、「エッ、まさか」という印象だったと思います。
とはいえ、本命不在のレースだったので、誰もがスターになるチャンスがあり、狙っていたのだと思います。
(南アフリカのシシビネ選手は惜しくも4位でメダルに届きませんでしたが、スターになるチャンスは充分あったと思います)
決勝に残った中国の蘇炳添選手も衝撃的でした。準決勝での9.8秒台は圧巻でした。
多田選手や山縣選手でなかったのは残念ですが、周りの選手と比べ一回り小柄な身体にもかかわらず大したもんです。アジア人の体格でも勝負できそう、というイメージにも繋がったと思います。
ウサイン・ボルト選手が北京大会で一躍スターになったときは、後ろを振り向く余裕の走りで世界に衝撃を与えましたが、今回はゴールに多くの選手がなだれ込んだ状態だったので、ボルト選手がスターダムにのし上がってきた時のような強烈な印象は残らなかった。
これからの100mはジェイコブス時代となるのか、それとも群雄割拠の状態が続くのか、その間にアジア勢、日本勢も割って入れる可能性はあるのか、当面100m走は面白そうです。
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