南アフリカの楽しみの一つにゴルフがあります。
私は、さほどゴルフに執着しているわけではないが、月に1度か2度付き合いや情報交換を兼ねてやっています。
ゴルフ好きの日本人は、土日は両日は必ずと言っていいほどゴルフを予定にいれています。
そういう方には南アの生活は我が世の春を謳歌していると思います。

そして、名門コースでも、ビジターで週末料金として3,000円～5,000円で出来るので、日本に比べると破格ですね。5回往って、やっと日本の1回分くらいの料金かな。
パブリックだと1000円台で18ホール十二分に楽しめます。

手軽にゴルフが出来るためか、中学生くらいの子供を連れた家族連れも多くいます。
ティーンエイジャーからやってると、そりゃ上手くなるよなぁ、って思います。

【イメージ写真】

先日、日本人の仲間と3人で予約しゴルフ場に行ったとき、フリーで来ていた40歳くらいの南アフリカ人が我々のグループに合流してきました。
（南アでは、2人で予約すると、知らない2人組同士で組まされたり、3人だと1人客と組まされたりし、当日、はじめまして～よろしく、という事がよくあります）

その南ア人ときたら、身長185㎝　体重80Kgくらいのマッスル・マンで、ドライバーで普通に250m以上軽々飛ばすので、びっくり（南アフリカのゴルフ場はメートル表示です）。
こちらは、ナイスショットで精々200m。

パー４のミドルでも、南アフリカはレギュラーティーからでも普通に380m～410mくらいあるので、2打目を余程正確にそしてかっ飛ばさないとツーオンは難しい。しかし、一緒に廻った南ア人は、ドライバーで250m以上飛ばすので、ショートアイアンで2打目を打って軽々ツーオン。パワーの差を見せつけられました。

腕っぷしも凄いので、ジム行ってる？ってきいたら、週4回鍛えまくってるようで、これにも脱帽。
まあ、こういう人が普通なので、レギュラーティーからでも400mの距離で設計するんでしょう。300mちょいのミドルだと、ワンオンしちゃいそう。

あと、グリーンの手前には必ずと言っていいほどバンカーが設置されています。
ということは、転がしてグリーンにのっけよう、という浅はかな作戦は出来ないので、私の様な非力なおじさんにはなかなか辛いところです、笑。

パー３のショートでも、グリーンまで160～200mでその手前に池、というような設計が多く、これまた、非力なおじさんには辛い。

しかし、一つあげる利点は、ヨハネスブルグは1800mの高地にあるので、ボールは日本よりは少しは飛んでくれます、苦笑。

タフなコースの多い南アフリカのゴルフ場ですが、どこも広々としていて、自然をうまく利用して素晴らしい環境でゴルフができます。
難易度を差し引いても、充分楽しめます。