鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

ロックダウン規制強化に後戻りしない南アフリカ ~経済活動を優先~

南アフリカで3月27日~100日以上続くロックダウン。ただし経済活動を全面的にストップしていた初期のロックダウンより順次規制を緩和(今は5段階ある規制のうち、レベル3と丁度真ん中の規制レベル)。
特に経済活動の再開を優先して緩和措置をとっている。
政府はロックダウン初期の監禁状態のような規制に後戻りすることはないと明言している。

(Source;eNCA)


しかし、COVID-19感染スピードを緩和させる当初の狙いは出来ているが、まだ感染者は増加中。日本や欧州と比べ感染速度が遅かった分、まだピークに至っていない。


陽性者は、累積で19.6万人(おそらくこのブログが公開している時間帯に20万人を超えていると思う)、回復者は9.3万人。死亡者は約3千人。
テスト数が183万人と非常に多いため、陽性者も多く出ている。その割には死亡者数は少なく陽性者に対する死亡率は2%にも達してない。
重症割合も少ないため、まだ医療崩壊にも至ってない。
陽性者は多いものの、この一か月以内にピークが来れば、感染パニックには至らないと思う。


政府もこういう状況をとらえているのか、現在は経済活動を活性化させている。
昨日久しぶりにガソリンスタンドへ立ち寄ったが、8基ある給油機のうち6基が埋まっている賑わい。車を運転する人が増えた証と思われる。


経済活動の活性化は前向きにとらえるべきだが、感染リスクをマネージするには自己管理を引き続き徹底するしかないだろう。
レストランやスーパーなどの人が集まるところでは、引き続き予防対策はしっかりとれており、最近ではフット式のアルコール消毒ポンプを設置しているところも多い(足で踏むことで、消毒液が出てくるポンプ式器械。手で押す必要がないので、清潔感がさらに徹底されている)。社会の行動も変化している感じ。