鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

受刑者68人の脱走劇 ~南アフリカ~

先週金曜日にケープタウン郊外にあるマルズベリ留置所から68人の受刑者が脱走。しかし、日曜日中に全員再逮捕された模様。


(Source; eNCA)


脱走者の68人は全員ギャングのメンバーで、留置所の職員から鍵を奪い複数の職員を独房に閉じ込め、他の独房に閉じ込められている同僚のギャングの扉を次々と開け、正面玄関を突破して逃げ出した模様。
また、留置所内のキオスクを急襲してから脱出したというので手際良さに驚き。


しかし、68名全員を約2日で確保したということで、南アフリカの警察の捜査能力はたいしたもの。
南アフリカのギャングに関係する犯罪はギャング同士の抗争が殆どで、その場所もタウンシップ(昔からの黒人居住)内で発生しているため、一般市民に害が及ぶことはめったにない。
憶測ながら、脱走した68人のギャングメンバーが逃げ込むとすると、タウンシップ内にある同じ組織で、警察もそこを拠点に網を張っていたものと想像できる。


再逮捕された68人は、最高警備のある留置所に送られた模様。