厳しい経済指標を突き付けられた南アフリカ ~ワースト3~
ブルームバーグ発表の「ミザリー指数」によると、南アフリカは世界でワースト3の経済国と指摘されている。ミザリー指数はインフレ率と失業率の期待値でランキング付けしている。
(Source;Business-Insider)
南アフリカより悪い国は、ハイパーインフレに見舞われているベネズエラとアルゼンチン。通貨下落で経済的に苦しい立場にあるトルコは南アフリカより1ランク上でワースト4。
南アフリカはインフレは年率3~4%に抑えており、成功していると思う。
しかし、失業率は30%近くで高止まりしており、これは世界最低レベル。この失業率の高さがミザリー指数を悪くしている要因。
南アフリカでは失業率の高さが貧富の差を生み、貧富の差が治安悪化にも繋がっている。
改善のためには、教育機会の均等化を徹底し、底辺からスキルのレベルアップを図るなど長期的な取り組みが必要だろう。
指数の上位国は、1位タイ、2位シンガポール、3位日本、4位スイスとアジアの国が安定している。失業率とインフレ率の低さが際立っている。
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