報道の自由度ランキングを知る方法として、「国境なき記者団」（Reporters Without Borders， http://en.rsf.org/ ）が毎年発表するランキングが一つの指標となる。

国境なき記者団は、世界の報道の自由や言論の自由を守るために、1985年にパリで設立された世界のジャーナリストによるNGO団体。

上位は欧州とりわけ北欧の国が多い。
南アフリカは意外と上位（31位）で、報道の自由度は高い。
（国境なき記者団の本部があるフランスは34位、アメリカは45位）

日本は66位と意外とランキングが低い。
日本はかつて2010年に11位と報道の自由度が高い国として評価されていた。
しかし、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故の発生以降ランキングを大きく下げている。特に原発事故の報道に対してメディア体制の閉鎖性や外国メディアを排除したことがランキングに大きな影響があった模様。
そして、情報源が政府に集中しすぎることも自由度の弊害とみなされているようである。

なお、ランキングは180国で構成されており、中国は177位。
下記の表には入ってないが、香港は80位。
一国二制度が失われることで、香港はさらにランキングを下げる事になるかもしれない。
（もしかすると香港としてのランキングはこれが最後で、今後は中国に包括されるかもしれない？）

報道自由度の上位は北欧の国が多い

南アフリカは31位にランキング

日本は66位