10年前の3月11日。金曜日の午後でした。都内の本社に勤務中で、金曜の午後という事で少しリラックスした気分で仕事していた時、経験したことのない大きな揺れを感じました。
外を見ると隣のビルは折れてしまうのではないだろうか？というくらい大きくスウィングしていたのを鮮明に覚えています。
都内では、交通はマヒしていたものの、命の不安にさらされる状況ではありませんでした。

（Source;時事ニュース）

家族の安否を確認し、ホッとしていたのも束の間、東北地方で何やら大きな被害が出ているニュース。でも夜になりはっきりした情報もなく、甚大な被害、甚大な被害と漠然としたニュースが伝わってきた。翌朝になり事実が徐々に伝わってくると、あまりにも悲惨な状況に唖然としたのを今でもよく覚えています。

10年の年月がたち、東北地方のインフラは大きく復興していますが、心の復興はいかほどか？当事者の気持ちを考えると、複雑な感じがします。
例えば津波の被害のあった街に10メートルの津波に耐える防波堤が出来たので大丈夫、と言っても、目の前にできた大きなコンクリートの防波堤が海の景色にとってかわったところに住むのはどうか？昔と同じ気持ちに戻るのはそう簡単ではないと思う。

日本は自然災害が多く、他の国々と比べハンディが大きいにも関わらず、防災意識が強く世界的にも大きく発展している国でもあります。耐性力のある国民だと思います。
これからも自然災害と向き合い、乗り越える事のできる国民と思います。
また、今まさにコロナとしうパンデミックにも遭遇しています。

災いを乗り越えて、力強く生きていくしかないし、また、日本人はそれが出来ると信じています。

10年後の日本はどうなっているだろう？
頑張ろう日本‼