鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

インド秘話 ~暑いときは「のんべんたらり」に限る~

インド南部は年中暑い上、湿気が高く決して快適な気候というわけではありません。
特に、5月~6月は夏の中に盛夏があるのかというくらい暑い気候です。
よく、インドの気候は hot, hotter, hottest の3シーズンと言われますが、5月~6月はまさに、Hottestです。


インドでは5度このHottest-Seasonを経験しました。


当初私は、昭和の人間として、暑さなんて我慢と慣れで乗り越えるもの、と食って掛かっていました。


1年目の5-6月;いわれていた通り、かなり暑い。しかし、我慢していつもと同じ生活と仕事のペースを守り、乗り切りました。いわゆる耐えればなんとかなるという昭和の根性論みたいなかんじで。


2年目の5-6月;2度目のHottest シーズン。だんだん慣れるだろう、とこちらも根性論で乗り切りました。


3年目の5-6月;1,2年と同じように我慢して過ごし、同じベースで暮らしていたら、なんと6月に入った瞬間、何をやるにも身が入らなくなりました。気持ちも身体も力が入らない。いわゆる重度の夏バテ状態、、、自分を叱咤激励しても、全然ダメ。結局6月の一カ月間は、生活も仕事もペースがた落ち、何をやるにもため息しか出ない一か月でした。


ここでやっと悟りました、「暑さは慣れるものではない、身体が消耗するもの! だから、暑さ対策はエネルギー消費を抑えないといけないと」と。


お手本となる人は、周りに沢山いるでしょう! 周りのインド人をみてごらん。
多くのインド人は5~6月はめちゃくちゃスローです。そう「のんべんたらり」とすごしています。


これが正解です。大昔からの生活の習慣なんでしょう。
暑さは、耐えるもではなく、のんべんたらりん、が一番です。
昭和の根性論が好きなおじさんの古い考え「耐える事」はやめたほうがいいと思いました。


今回はインド秘話というより、インドの生活習慣を見直したお話でした。