信用ある国際通貨ランキング 南アフリカ「ランド」はどうなんだろう?
国際決済銀行(BIS)は3年毎に為替取引量を調査していますが、直近のデータでは、次の通りになっています。
【Source;国際決済銀行】
国際間の決済なので、二つのカレンシー(例えば、ドルと円とか)を使うので、合計は200%となっています。
これでみると、ドルは国際間の決済で圧倒的に信用されています。
昔、海外旅行でとりあえずドルを持って行けばどこの国でも交換できる、というのがよく理解できます。
次はユーロですが、意外と少ない感じです。ユーロ内の取引であればユーロ同士なのでここの統計には入らないのかも。一方、ユーロの外では矢張りアメリカドルのほうが、信用力は高いかな。。。
日本は意外と海外で取引されていますね。おそらく日本とアセアンとかアジア諸国で使用されるケースが多いのかもしれません。
値動きの激しい通貨もこの中に入っています。
Swiftで国際決済から弾かれたロシア・ルーブルの取引は縮小していくでしょう。
些細な事で乱高下するのを目の当たりにしました。
トルコ・リラはここ1年で大暴落しました。
シンガポールドルは小国の通貨ながら、安定してそう。
タイ・バーツも安定していると思います。
南アランドもこのランキングに入っています。
資源国なので、豪ドルと同じような性格をもったカレンシー(通貨)と思います。
中東産油国の通貨がこのリストに無いのは少し違和感があります。
国に信用がなければ、通貨としての信用もなくなります。
将来、このチャートにビットコインのような仮想通貨が入ってくることはあるのだろうか?
技術的には国際間取引には使う事は可能かな?
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