鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

経済格差が著しい南アフリカ ~貧富の差は世界最大級~

世界銀行は、南アフリカは上位10%の人が富の80%を所有している、というレポートを発表しています。


【Source;eNCA)

貧富の差を表す指数の主要国の国別ジニ係数を調べたところ、南アフリカは不名誉な1位、すなわち、貧富の差が一番激しい国としてランクされています。

因みにジニ係数とは、「平凡社の百科事典マイペディア」で次のように記載があります。


ジニ係数【ジニけいすう】
「1936年イタリアの統計学者C.ジニによって考案された指標で,ローレンツ曲線(1905年アメリカの官庁統計家M.O.ローレンツが考案)と均等分布線とで囲まれた面積の2倍として示され,おもに世帯や地域ごとの所得格差を計測する目的で使われる。0から1までの数値で示され,調査対象の全世帯が同じ収入を得る完全に平等な状態であれば数値は0であり,1に近いほど所得の格差は大きくなる。所得格差をみるときに,一般的に望ましい数値は0.2−0.3とされ,0.5を超えると格差が著しく大きく是正が必要とされる。なお厚生労働省が3年ごと行う〈所得再分配調査〉では,ジニ係数を用いて調査結果を公表しており,2002年調査では0.4983と過去最高値を更新し,日本社会における所得格差の拡大を示唆している。」


2019年の日本は、0.33なので、2002年(0.4983)よりは格差は縮小していると思われます。
南アフリカの0.62は異常値ですね。。。。。
格差が広まっているという米国でさえ、0.40なので。。。