鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

ベストセラー 「チーズはどこへ消えた?」

20年くらい前に書かれた「チーズはどこへ消えた?」は今の時代にも充分通じる内容が詰まっています。


昔一度読んだ記憶がありますが、改めて読み直してみました。


ビジネスに行き詰った人、これから事業を始めようとする人、思い通りに行かない事が最近多いなぁと思っている人などにお薦めかもしれません。解決のヒントがあるかもしれません。


90ページ少々なので、短時間で読めちゃいます。



以下簡単なあらすじです(さわりだけですが)~


登場人物は4人(ネズミ2匹、小人2人)
ねずみの「スニッフ」 においをかぎ分ける名人
ねずみの「スカリー」素早く動くねずみ。いろいろ考えずにとりあえず行動を起こすねずみ
小人の「ヘム」自尊心が強く、保守的
小人の「ホー」ヘム同様自尊心は強いものの、多少臆病で心配性ながらも行動できる人


大きな迷路のようなところが舞台で、そこに4人(匹)の登場人物が住んでいます。


2匹のねずみは、におい担当と行動担当が何故か絶妙にマッチして、このコンビで次々とチーズの山に辿り着きます。そのうち小人の2人も大きなチーズの山をみつけます。


そこからストーリーが大きく展開しますが、2匹のねずみは、チーズがまだたんまり残っているにもかかわらず、違うところへ行ってしまいます(いずれチーズの山は食べつくされてしまうことが本能でわかっているので、新たに探す行動に出ています)。


小人の2人は、大きなチーズの山を後にしたネズミを馬鹿にしながら、結局動こうとせずチーズを食べつくしてしまいます。そこから、行動に移せる「ホー」と、この場所にしがみついて動こうとしない「ヘム」の物語が展開します。


どちらが成功するかは、大体憶測がつくと思いますが、考えているだけでは物事は成就しないということが、この大きな迷路でチーズを探していく過程でうまく表現されています。


そして、自分は「ホー」のように行動できる人間なのか、もしくは一度の成功にしがみつき動こうとしない「ヘム」? それともネズミのいずれかかな?と例えてみるのも面白いかもしれません。
私はなんだろうな、、、(笑)