ナミビアの砂漠は観光名所になっています。

スケールはサハラ砂漠には及びませんが、どうやら砂漠の歴史としては、サハラ砂漠よりもかなり古くから存在していたようで、砂漠の歴史は負けません～という話をナミビア滞在中よく聞きました。

海辺の街Swakopmund（スワコムンド）から、南へ少し行くと砂漠が広がっています。

【Dune７という砂漠の山。大きな砂漠の塊を昇る人たち】

【車で砂漠に入るには、必ず4駆で！】

砂漠の光景は印象的ですが、実をいうと個人的にはさほど魅力を感じる景色でないのです。
というのは、30代の時にアルジェリアに広がるサハラ砂漠でガス田開発の仕事に携わった事があり、アルジェリアには計20回ほど出張へ出かけ、その殆どをサハラに広がるガス田への訪問に充てていました。
そして、長い時には１か月ほど砂漠に仮施設で生活していました。

施設は200mｘ４の塀に囲まれた広さに会議所、レストラン、宿泊設備があり、そこで交渉(仕事）～生活を行います。体のいい刑務所のような感じで、自由を束縛され砂漠に閉じ込められた感が半端なく強かったのを今でもよく覚えています。

今回ナミビアで砂漠を観た時に、美しさというよりアルジェリアの砂漠で苦労しながらビジネスに取り組んでいた事が脳裏によみがえり、私にとっては砂漠は半日もみれば充分かな～という感じでした(笑)

ナミビアも南にいくと赤い砂漠が観られると思います。砂漠にアレルギーが無ければ是非訪問したいところですが。。。