鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

有事のゴールド ~価格高騰中~

昔からよく有事の金と言われているが、直近では史上初めて2,000ドル(1オンス当たり)を超えています。
金の産出国である南アフリカも少しは恩恵にあずかっていると思う。

前のピークをみると2011年~2013年に高値をつけている。
金は有事に強いと言われるが、高値をつけている理由にだぶついた資金が関係していると思う。
10年前も現在も金融緩和でお金を刷りまくっており、紙幣の価値が低くなるとともに、お金の行き場がなく、金に資金が流れ込み高くなっていると思う。
金融緩和は経済刺激の一環であるが、皮肉にも投機商品に資金が流れている構図である。


更に南アフリカのような新興国では、現地通貨(ランド)よりも出来ればドルで保有しておきたい、しかしドル換金には規制もある、すると金やビットコインのような商品で保有しているほうが安全、というストーリーが存在している思われる。
金融緩和が続いている間は金の価格は高止まりしそう。


2013年後半、米国は量的緩和を終了し金融引き締めを行った。その時、資金の還流が生じたため、金の価格も一気に下降曲線に入っている。
ターニングポイントは、金融緩和がいつまで続くかということかもしれない。