クイズ100人に聞いてみました「日本で北海道の次に面積が大きな都道府県はどこでしょう？」どこと答えた人が一番多かったでしょう？というクイズがあったとします。
例えば100人が次のように答えたとします；
　　長野県と答えた人　28人
　　新潟県と答えた人　25人
　　岩手県と答えた人　20人
　　福島県と答えて人　8人
　　その他の都道府県で答えた人　19人
するとクイズの答えは長野県と答えた人が一番多かったので、回答は「長野県」となります。

しかし、都道府県別面積ランキングは、
1位　北海道
2位　岩手県
3位　福島県
4位　長野県
5位　新潟県

となり、北海道の次の大きいのは岩手県なので、事実は「岩手県」となります。
クイズの回答と事実が異なる例です。
イメージで作られる事って往々にして事実と異なる事が多いかもしれません。
怖いです。
（ニュースなどのメディアや独裁政権の覇権者が情報を操作すると事実と違う事が本当のように思ってしまう事は往々にあると思います）

また、身近なところでは、レストラン100件をランキングするために、食通の人にアンケートを取りました、というリサーチがあったと仮定します。
集計結果（仮定）は次の通りになりました。
1位　〇〇洋食店
2位　〇✖フレンチ
3位　✖✖軒
こういうランキングは、当たらずとも遠からずで大きな間違いはないとは思いますが、ランク付は明確なデーターで区別されないので、さっきの都道府県面積ランキングのクイズ版のような結果になっているかもしれません。
口コミランキングも同じかもしれませんね。

本物で良い物の選び方って難しいですね。
データーがあれば、事実として選定基準には結構役に立つと思います。
データーがなければ、実物をみたり、体験したりして自分で判断するしかないかな。

間違いが本物のようになってしまう変なお話でした。