鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

資源に呪われているのかな? ~南アフリカ~

南アフリカは言わずと知れた資源大国。それも金、ダイヤモンド、プラチナなど付加価値の高い資源を昔から産出しています。南アフリカは20世紀はこれで豊かさを誇っていましたが、相場に左右される資源に頼りすぎると国の経済力は安定に欠けてしまうのが実態かな。
資源国の多くは先進国と新興国の間に位置づけされているところが多いような感じがします。


資源国;掘ったら付加価値のあるものがわんさか出てくる。
産業国;付加価値のある製品を開発したり製造したりする。
イノベーションなど国の未来の発展の可能性を考えるとやはり産業国の方が期待値が高いと思います。
資源に頼りすぎて(そしてそれに胡坐をかいて)、結果的に産業発展が遅れることを「資源の呪い」と経済用語ではいうらしいです。


失礼ながらこれを人間に例えみよう。
資源人間;家族がお金持ちなので、自然とお金が入り豊かになる。
産業人間;創意工夫を繰り返し、付加価値のある仕事や事業を行う。
イノベーションはどちらかというと産業人間から生まれる確率が高いような感じがする。
(お金を有効利用し発展につなげるのが最強だが、人間(いや私は?)は元来ずぼらなので、豊かになると自己研鑽が疎かになってしまいそう。。。こういうのって、お金の呪いっていうのかな?、、笑)


国も個人も、資源に頼らずに付加価値を作っていく方が、強くなるっていう事かもしれません。しかし、資源を利用して付加価値を高めていくのが本当は最強(資源産業国っていうのだろうか?)なんでしょうね。


そういう意味では、南アフリカは、単なる資源国ではなくて、資源産業国になれる可能性もまだまだあるような気がします。
失業率が高く(なんと30%が失業)、貧富の差が大きい南アフリカ。
政府は国を資源産業国に導いくのがいいように思う。
頑張れ南アフリカ!