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4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

COP26に向けて(第26回世界気候変動会議) ~南アフリカ~

英国というかスコットランドのグラスゴーで開催されているCOP26(第26回世界変動会議)には、南アフリカも参加しています。


【Source;Daily Maverick】


COPは温暖化対策の国際会議として継続されていますが、過去の決め事で有名な会議は、1997年のCOP3いわゆる「京都議定書」の採択、そして2015年のCOP21での「パリ協定書」の採択でしょうか。そして、トランプ前大統領がパリ協定から離脱したのも記憶に新しいかな(その後、バイデン大統領は復帰を果たしましたが)。


COP26では、新たな枠組みの取り決めがなされそうですが、先進国が率先してより厳しい規制を敷いていくような感じがします。


南アフリカも参加しますが、新興国はCOPの枠組みに協力しながら、多くの国が資金援助を望んでいると思います。


南アフリカでは最近停電が多く発生していますが、老朽化している設備は石炭火力で、復旧しているのも石炭火力の機械。それがないと電気が来ないのも事実。節電節電というけれど、電気がなければITも使えない。今の生活実態をみると、皮肉にも便利さの追求はCOPの理想と真逆を行っているように思う。


ドイツ出張中に思った事は、仕事とは関係ない話ですが、ドイツは温暖化対策に真面目に取り組んでいるようで、風力などの再生エネルギーを促進しています。そこいらに大きな風力発電が林立しています。再生エネルギーのコストは高く、ドイツの電気代は極めて高いようです。


そして、ドイツはガソリンはリッター1.8ユーロなので円貨では240円くらい(@133円/ユーロ)。割高ですね。ドイツの知人にガソリンがリッター10ユーロ(1330円)になれば、節約に拍車がかかり、もっと真剣に温暖化対策進むんじゃない?って聞いたら、グッドアイデアだけど生活がなりゆかないでしょう、と言ってました。まあ、そうですね。やはりガソリンは当面必要ってことを言っているのと同じですが。


実生活との兼ね合いからCOP26では決め事の線引きが難しそうです。しかし、欧米の基準で物事が決まっていきそう。。。。
(例えば、シャワーはいいけど、風呂はダメとか⁈ そして日本が、家庭ではエアコン暖房を規制して、こたつにしようって言っても、靴文化の欧州基準では多分採択されないでしょう、、、日本はお金だけ出しておいてくれればいいよ、、、という感じかな。)