ロックダウン緩和措置の発表
6月17日（水）の夜、ラマポーザ大統領が緊急会見を行い、Level３のロックダウンにおいて、大幅な緩和措置を発表（南アフリカは3月27日～ロックダウンを施行。規制レベルを一番厳しいLevel5から5段階に区分し、現在は丁度真ん中のLevel3）。

レストラン、美容院、映画館、ゴルフが可能に
従来のLevel3では、経済活動を再興させることが主目的で、生活の行動範囲は制限されていた。しかし、生活にかかわる制限を大幅に変更し、レストラン内での食事、美容院などの personal care serviceの再開、宿泊施設の再開、映画館や劇場の再開、ゴルフやテニスなどの非接触スポーツ施設の再開を認め、生活特に余暇に関する選択肢が一気に増える事となる。レジャー産業に従事する人達にも配慮した措置でしょう。

南アフリカではCOVID-19 による感染ピークはまだ到来してない中でのこれらの緩和措置。いずれも人との接触が一気に増える項目。個人的には疑問が残るが。

（Source;eNCA)

アルコールに起因した事件は増大、第二のパンデミックスとも
その一方で、ラマポーザ大統領は6月1日以降認めてきたアルコール販売による、事件の増加については、かなり厳しい口調で非難。アルコールが起因する家庭内暴力や虐待が急増し、コロナに続く暴力という第二のパンデミックスが起きていると、極めて強くそれも繰り返し非難していた。
正式にアルコール販売の再禁止ということは言ってなかったが、販売禁止の布石というか含みを持たせるような発言だったように思える。