「ネット興亡記」が面白い
パラビ配信のネット興亡記が面白い。南アフリカからもTverの見逃し配信で観ることができる。
「Line」も「メルカリ」も、今となればなくては困ってしまうコンテンツだが、世に出てからまだ10年も経ってない。10年前は存在すらしていなかった。
世の中の志向が変わることで、短期間のうちにでも(少なくとも10年の間に)ビジネスも人の行動も大きく変える事ができる。
メルカリは、世界には貧しい人が多くいるが、彼らに物を供給したい、という考えがビジネスを始める根底にあった。
貧しい人は昔からいるわけだが、今のネット技術を使いコンテンツを作ることで、新たに物が回る仕組みを作ったわけである。
Lineは東日本大震災で連絡がとれないことを目の当たりにして、これも今のネット技術を使い、簡単に連絡を取り合う方法をコンテンツにして世に送り出している。
いずれも優れたイノベーションだが、技術の土台はすでにあるので、いわゆる今風のコロンブスの卵。
ビジネスのチャンスは自分の足元に転がっているかもしれないが、それを形にできるかどうかがイノベーションの差だと思う。やるかやらないかで圧倒的な差ができてしまう。
メルカリもLineも人のニーズをとらえている。
あっぱれである。
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