鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

コロナ不況を経て大学新卒の一斉採用時代は終焉を迎えるのか?

日本では当たり前のように大学生は卒業前に就活を行い、企業も当たり前のように内定プロセスを経て4月1日一斉入社を継続している(一部通年採用を行っている企業もあるが)。


私自身も、四半世紀前に当たり前のように就活を行い、内定をもらい、卒業旅行で見分を広げた気分に浸り、4月1日付で入社し、研修期間を経て、一部署に配属となった。配属先の仕事内容については、スキルを持ち合わせていたわけではなく、誰もがそのように全く未経験だったので、On the job training で仕事を覚え、会社内で勉強したり経験することで成長してきた。それなりに会社にも貢献してきたと自負しているが、それは結果的に個人と会社の信頼関係が崩れることなく、またそれが当たり前と双方(個人と会社)が信じ互恵関係が継続してきたからだと思っている。
これが終身雇用制度の原型かもしれない。


しかし、この10年間特にリーマンショック以降は働き方に変化が生じている。
終身雇用も徐々に崩れ始めている。これは企業がリストラを進めることによる企業の都合もあれば、若い社員が入社早々の2-3年後に転職する社員の都合もあり、社会全体で終身雇用を無形化しようとしている。


7年前の記事だが、面白い記事があった。堀江貴文が「新卒採用なんかぶっこわせ」と題した内容で、就職も「お見合いではなく、恋愛型でしょう」と論じている。


今の時代にも合った内容だと思う。


しかし、新卒採用の習慣は継続していたが、ロナというショックを経てこのお見合い習慣は終焉に向かい、恋愛型へと就職も変化していくように思う。


恋愛型就職にすると、たまたま卒業時に好景気で多くの新卒が採用されたり、不景気で氷河期採用とよばれるような世代別の就職差別も減ると思う。