鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

コロナがEUという存在を希薄化させている ような感じがする

2016年の英国の国民投票でEUからの離脱を支持する票が過半数を超えた時は、衝撃が走った。それほどEUという存在は大きく、離脱を選択したショックも大きかったと思った。


しかし、欧州でコロナが猛威を振るって以降、いろんなニュースをみているとEUが一枚岩となって対応しているというより、イタリアが大変、次はスペイン、ドイツは大丈夫そう、フランスがやばくなってきた、、、と国単位の状況や取り組みが大きくクローズアップされている。コロナがEUという枠組みを弱体化しているようにみえる。


コロナのような危機が到来すると、国民は国に守ってもらいたいし、国は国民を守りたい、、、結局EUという組織は経済の結びつきで、市民の気持ちの帰属先はEUではなくてそれぞれの国なんだなと、危機に直面すると改めて気付かされる。


コロナがパンデミックとなり世界で猛威を振るってから、まだ1年も経ってない。
コロナが一段落つくと、EUに住む人々の帰属先はEUではなく、英国が選択したように、国単位に戻っていくことになるのだろうか。