鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

南アフリカ 格付が下落

投資の判断材料としての指標となるムーディーズ、フィッチ、そしてS&Pの3大格付機関が南アフリカの新しい格付けを発表。
ムーディーズとフィッチの2社が南アフリカに対し1段階降格の厳しい判断を下しました。


(Source;eNCA)

ムーディーズ
Ba1⇒Ba2へ1段階降格

ムーディーズは、今年の3月まで、3大格付機関で唯一、投資適格国として南アフリカにBaa3のランキングを与えていましたが、コロナの拡大で財政支出が増える事に嫌気をさし、3月末に投資不適格のBa1にランクを下げたところ。同じ年に2度目の降格


フィッチ
BB⇒BB-に一段階降格
フィッチはBBB-以上が投資適格国。
BB‐の上が、BB、そしてBB+となり、そしてその上がBBB‐
BB‐から投資適格国になるには、3段階もステップアップが必要な状況に陥っている
かなり厳しい見立て。


両格付け機関は、「COVID-19パンデミックに端を発した南アフリカの経済は大きなショックによって悪化し、政府の債務が増大している」ことをマイナス要因としている。


そして、成長率のトレンドが低く、格差が極めて高く、広く経済発展が見込めず、今後も厳しい状況が続くとみている。


頑張ろう南アフリカ!