私が就職した四半世紀前と現在では、仕事への価値観が大きく変わっているように思う。
四半世紀前は、仕事が辛くとも努力すれば報われる、という風習も残っていた。それは、社会全体が伸びていれば、努力さえすれば結果として返ってくる可能性が残っていたのも事実であった。

しかし、多様性が求められる現在、我慢したり努力さえすれば報われるという時代は終焉していると思う。
従業員への満足度や熱意度を調査したところ、社員が仕事に幸せを感じている、もしくは、会社が社員に幸せを与えている会社は、生産性が高く、成長している、という結果も出ているらしい。

仕事を通して幸せを感じる事ができると、仕事は好きになる、会社への信頼も高まる、意欲（モチベーション）も高くなる、クリエイティブな意識になる、結果的に生産性が高まる、、、多様性が必要な現在に必要なサイクルでもある。
就職の仕方、働き方、生き甲斐、上下関係など、仕事との付き合い方はこれからも大きく変わっていくと思うが、仕事を通して幸福が最大化していく世の中になって欲しいと思う。