日本でNISAが導入されて久しいが、南アフリカでも同じような制度を2015年に導入し、貯蓄率の向上を図っているらしい。非課税貯蓄口座は tax-free savings accounts (TFSAs)といいます。

(Source; Business Tech)

私は、南アフリカに滞在中は日本の非居住者となっているため、残念ながら日本のNISAは使えないようです（使っていたとしても、海外に駐在するとき、全て解約させられるみたい）。
そして、日本に帰国してＮＩＳＡを再開する場合でも、新たにゼロから始める必要があるようです。

さて、南アフリカ版NISAですが、このTFSAs を利用することで、個人は利子にかかる税金、株式配当税、株式キャピタルゲイン税を支払うことなく、様々な資産に投資することができるようです。NISAと同じですね。

TFSAsへの個人の年間限度額は現在36,000ランド（≒25万円、＠7年換算）で、生涯限度額は50万ランド（≒350万円）のようです。日本のNISAより少額ですね。

私のような外国人で南アフリカで居住している者が利用できるかどうかはよくわかりませんが、駐在後に日本に戻る事を考えると、口座管理事態がややこしそうなので、個人的にはあまり興味がありません。
しかし、このような制度があるということは、南アフリカの金融もなかなか庶民的かつ先進的だなと思いました。