鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

パンデミックで失業率が更に悪化しています 32.6% ~南アフリカ~

南アフリカの失業率は、コロナ前は30%前後で推移していましたが、2021年の年初には32.5%と悪化し、最新では、32.6%が公表数字となっています。
G20諸国では断トツで悪い数字です。


(2020年7月は23.3%となっていますが、コロナによるロックダウンの影響で、正確なデーターが把握できなかったと思います。1月現在で32.5%、最新では32.6%)


失業しているということは、収入がゼロということになります。
コロナで、収入が減ったというのではなく、職を失った人は収入がゼロになってしまった、という事。1年間で2%も悪化しているというのは、経済に与える悪影響もかなり大きそうです。



因みに日本の失業率は2%台後半で、3%には至ってないと思います。
日本では1%悪化すると経済的弱者が急増し、大変な社会問題となりますが、日本はコロナ禍の中でも、政府が財政出動を積極的に行い、会社経由労働者を極力確保する作戦に出たため、失業率の悪化は最低限に抑える事が出来ていると思います。
その点、南アフリカは財政力が乏しく有効的な手段が打ち出せてないように思います。


南アフリカは、長期的に生産性の高い仕事が出来る人の割合をもっと高める事が一番の課題と思います。そのためには、広く教育の機会を与え、レベルを高めていく必要がありそうです。失業率が一桁代に下がるには、1世代分くらい、すなわち25年くらい先になるかな?。。。
頑張れ南アフリカ!