南アフリカでは6月から感染拡大が続き、7月に入り一日当たり約2万人の新規感染者が報告されています（7/6は12,513名の感染者）。人口は日本の約半分で5700万人。

（Source;eNCA)

累積陽性者は200万人で、人口比でいうと3.5％となります。1000人中35人が過去に感染したことになります。南アフリカではまだまだ貧富の差があるため、予防対策が充分とれない方が多いこと、ワクチン接種率がまだ６～7％と低い事などが要因にあると思います。

当面は予防対策を進めていくしかないと思います。
現在南アフリカでは、年代別にワクチン接種を進めています。
60歳以上は全員接種対象者で、政府は5月から接種を促進していますが、まだ、60歳以上の接種率は半分くらいのようです。接種の仕方が判らないのか？安全面で抵抗があるのか？色々理由はあるようです。
50歳以上の予約が7月1日～始まりました。50歳以上となると社会と接している人が多いので、情報の入手が早く、接種が進むかもしれません。

政府は接種できる人に対し、積極的に接種を促しています。
外国人でも接種対象になり、日本人の方でも一回目の接種が終了したという情報も入ってきています。
南アフリカでは、ワクチンはファイザーとJ＆Jが認可されています。
一般接種はファイザーが多いようです。エッセンシャルワーカーは1回で効果のあるJ＆Jを接種している方もいるときいています。

結果として感染者数が減る事を願っています。